コースターはT20タイプのウインカーで、前後左右で合計6個あります。総ワットで120wとなるので結構な電気消費となることから、LEDウインカーに換装すことで消費電力化を目指します。
白熱電球からLEDへ交換できても動作不良に
白熱電球のウインカーが装着されている車両へ、LEDウインカーを取り付けても動作不良の原因になります。動作不良の原因がウインカーを制御するターンシグナルフラッシャー、通称ウインカーリレーに電球切れを教えてくれる安全装置が付いていて、ここが動作不良につながります。
白熱電球だと約20wの消費電力ですがLEDでは商品によりますが、6w程度と半分以下の電力しか使わないので、ウインカーリレーで電球切れと誤認識からウインカーが激しく点滅するハイフラ現象により、LEDウインカーはそのままでは交換できても使えません。
8P ウインカーリレーを交換
LEDウインカーを使えるようにするためには、電気抵抗を高めるパーツをつけたりして対応しますがそれだと省電力化の達成が困難となります。
そこで、ウインカーリレーそのものをLED対応の製品に交換します。
現行型のB60/B70系コースターから車両電源が12vへ変更されて、普通自動車と部品の共有化が進んだと聞いていたので、ウインカーリレーのカプラーもトヨタ車共通の8Pに変更されているだろうという読みで、ディーラーへ問い合わせてみたところ、8Pカプラーな感じに見えたことから新車納車後すぐに内装をバラして交換することにします。
ハザードボタンも爪を解除して取り外すと上のような状態まで、取り外せます。ウインカーリレーはエアコン操作ユニットの真下にあります。
ウインカーリレーは特殊な固定方法なのと、作業スペースが狭いので取り外すのは諦めてまずはカプラーを取り外します。
交換先が上の写真のウインカーリレー。
ウインカーの点滅速度や点滅動作が選べる、ウインカーリレーユニットです。
[点滅パターン]
・NOMAL MODE
通常のウインカーランプと同じように点滅します。
・2:1FLASH MODE
点いている時間が2、消えている時間が1、の非対称モードです。
・JIWATTO MODE
ウインカーランプが”じわっと”消える残光モードです。
・JIWAJIWA MODE
じわっと点灯し、じわっと消灯します。
※すでに車に外部リレーや流れるリレー等を装着している場合JIWATTO MODE、JIWAJIWA MODEはご使用になれません。
[ハイフラ防止]
[12v/24v車共通]
[最大負荷 15A]
まとめ
コースターのトヨタ社内での部品共有化の恩恵で、トヨタの普通自動車と同じ8Pカプラーだったので加工の必要もなく簡単に交換できます。
パネル裏には広大なスペースが存在するので、ユニットを収納することに困ることはありません。
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こちらのLEDウインカーを取り付けています。ハイフラ対策の抵抗入りのウインカーでも良いのですが、低消費電力で難点なのと抵抗内蔵なのでとにかく熱に弱い構造は耐久性でも難なので見送っています。